理工学部学術シンポジウム開催助成金
【cst applied science】 「理工学部学術シンポジウム開催助成金」は,平成27年度まで設けられていた,「理工学部応用科学研究助成金」と「理工学部基礎科学研究助成金」におけるシンポジウム開催助成金を統合し,平成28年度から設けられた学内の助成金です.

この助成金は,理工学部の専門領域に立った研究への取組を支援するため,学内外の研究者との討論及び連携を通して研究活動を広く公知し,ひいては,本学部の研究力の向上を図ることを目的としています.

国内外の研究者による学問的価値の高いシンポジウムを開催することにより,研究者の研究力の向上と研究連携による新たな知の獲得を,そして,これを理工学部で開催することにより,国内外に理工学部を強くアピールし,理工学部のプレゼンスを向上させることを狙っています.

この助成金には,助成金額が200万円以内の「学術シンポジウム開催助成A」と,80万円以外の「学術シンポジウム開催助成B」の2種類があり,件数はそれぞれ1件となっています.また,同一研究者による採択は,2回までとなっています.

研究活動を広く公知し,理工学部のプレゼンスを向上させるという支援目的から,応募段階において,次のような条件を課しています.

1.理工学部または短期大学部(船橋校舎)の専任教員が実行責任者であること.
2.本学部内に実行委員会を組織し,企画立案及び運営に当たること.
3.研究分野の現行水準に新たな知見を加えるなど,学問的価値のあること
4.本学部研究者を含め,国内外からの複数の機関の研究者を報告者とすること.
5.本学部を会場とすること.
6.学内外に広く参加者を募り,開催助成Aは100名以上,開催助成Bは80名以上の参加を予定すること.
7.応募者は,本大学が指定する研究倫理教育を修了していること.

この他,詳細な規定は研究事務課のホームページにて確認できます.

 
 年度 種別 シンポジウム名 代表者   金額(千円) 
令和2年度  開催助成B 日本大学理工学部・西安理工大学 国際学術シンポジウム 吉川 浩(応用情報工学科・教授) 770 
平成30年度  開催助成B 日本大学理工学部・西安理工大学 学術交流シンポジウム 吉川 浩(応用情報工学科・教授) 800 
平成28年度  開催助成A  Diophantine problems, Analytic number theory and Related fields 2017(ディオファントス問題および周辺2017年) 平田(河野)典子(数学科・教授)  2,000
日本大学理工学部・西安理工大学 学術交流シンポジウム(2018/12/3) 
西安理工大学と 2012年からは,両校が中心となり他大学も加えた情報分野での研究集会を日本と中国で毎年交互に開催しています.この研究集会に加えて,対象分野を理工学全体に広げた研究集会が,昨年は西安理工学大学にて開催され,本年は理工学部学術シンポジウム開催助成金を利用して本学部にて開催されました.
 ・プログラム




日本大学
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